宮城県の夏の花の名所として伊豆沼で無数の蓮の花を眺められる伊豆沼ハスまつりが有名ですが、同じように水面を埋め尽くすように咲き誇る大きな蓮の花を遊覧船から眺める事が出来る、宮城県登米市の長沼ボート場はすまつりを写真と共にご紹介します!
記事内の目次
水の里登米市で蓮の花を見られる3つの沼
宮城県の県北に位置する登米市と栗原市では、伊豆沼・内沼、今回ご紹介する長沼の3ヶ所で、遊覧船から無数に広がる蓮の花を楽しめるハスまつりを開催します。
いずれも夏の風物詩として有名になっていますが、日本一の規模と称される伊豆沼の南側にある沼地が今回ご紹介する長沼です。
長沼は周囲24kmの大きな沼で、オランダ風車が目印の長沼フートピア公園を東側に通り過ぎて左に曲がった所にハスまつりの遊覧船乗り場があります。
遊覧船はライフジャケット必須
遊覧船乗り場に到着したら、大人1000円、子供3歳以上800円を支払って、ライフジャケットを着用します。
平成30年2月から原則としてすべての小型船舶の乗船者にライフジャケットを着用する義務が法律で定められたので、ハスまつりの全ての会場で乗船から下船までの間は脱ぐことも拒む事も出来ません。
遊覧船は交互に入れ替わるように運航をしているため、伊豆沼と内沼、長沼のいずれの会場でもすぐに乗船できる事が多かったです。
航行時間は約25分~30分ほどで、伊豆沼よりも少し長めの乗船時間となっていましたが、非常に混雑している時は通常よりも航行するスピードが速くなる事もあるので、乗船をする狙い目は休日よりも平日です。
遊覧船から眺めるハスの花が咲く風景
長沼の蓮は1.5メートルの高さまで伸びる事がありますが、葉や花も伊豆沼よりも大きく、遊覧船の屋根の高さにまで達している箇所もあります。
航行中は進行方向から常に風が入ってくるため、35℃を超える猛暑日でも、遊覧船の中だけは地上にいるよりも涼しく感じられます。
遊覧船は波が無い沼を航行しているため、揺れもほとんどなく、船酔いしやすい方でも安心して乗船をする事が出来ます。
蓮の花は早朝に花びらを開き、正午を過ぎると花びらを閉じて蕾に戻ります。
伊豆沼・内沼・長沼のいずれの会場においても、朝一便から10時頃が狙い目ですが、正午ぐらいの時間帯までであれば蕾に戻りきっていない美しい花々が咲く風景を見る事が出来ました。
乗船をしたのが8月5日の11時10分頃でしたが、蕾になっている個体と花を開かせている個体の割合は半分ぐらいでした。
水面がピンク色の花々と緑色の大きな葉で覆われている景色が壮観かつ、まるで極楽浄土のようです。
長沼ボート場はすまつり 交通アクセス・時間・駐車場情報
所在地 | 〒987-0513 宮城県登米市迫町北方天形114−2 長沼ボート場はすまつり会場 |
開催期間 | 2024年7月27日からハスの終了まで |
時間 | 9:00~14:00 |
乗船料金 | 大人 1,000円/子供 800円 |
駐車場 | 若柳会場 100台/築館会場 50台/迫会場 50台 |
交通アクセス | JR東北本線・新田駅よりタクシーで15分 東北自動車道築館ICから車で17分 |
関連ウェブサイト | 宮城県登米市ウェブサイト |
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