三春町の滝桜の孫桜と言われ、平安時代に朝廷の命で奥州討伐に来た源義家と地方豪族の安倍貞任・宗任兄弟との合戦場とされる場所に咲く福島県二本松市の「合戦場のしだれ桜(かっせんばのしだれざくら)」を写真と動画でご紹介します。
記事内の目次
二本松市の名木・合戦場のしだれ桜
合戦場のしだれ桜の由来
奥州十二年合戦のうち、平安時代後期の武将で八幡太郎義家の通称でも知られる源 義家が地方豪族の安倍貞任・宗任兄弟が前九年の役で戦ったとされる場所が由来となり、ここに咲く桜は合戦場のしだれ桜と名付けられました。
合戦場のしだれ桜は、昭和62年5月1日に旧岩代町教育委員会より天然記念物の指定を受けた際に名付けられた名称で、奥州十二年合戦とは直接的な関係は無いものとされています。
三春滝桜の孫桜、樹齢180年の合戦場のしだれ桜
合戦場のしだれ桜は日本三大桜の一つで樹齢1000年を超える三春町の名桜、三春滝桜の孫桜であるとも言われており、推定樹齢は約180年ほどであるとされています。
一本の大きな桜の木に見えますが、隣り合って植えられていた2本のベニシダレザクラの木が一本の木に見えているもので、三春滝桜と同様に滝のように垂れ下がるように花を咲かせる様子がとても美しい名桜です。
合戦場のしだれ桜周辺は「いわしろ・さくら回廊」として整備されており、三春滝桜の子桜でこの桜の親桜であるとされている、福田寺の糸桜まで続いております。
また、合戦場のしだれ桜が見頃を迎えた時期には、菜の花が咲き、夜には幻想的な光で桜を照らす夜桜のライトアップも実施されます。
合戦場のしだれ桜の映像
【6K】 福島県の春 枝垂桜の名所 三春滝桜 合戦場のしだれ桜 中島の地蔵桜 祭田のサクラ
合戦場のしだれ桜以外にもしだれ桜の古木として知られている三春滝桜や中島の地蔵桜を収録していますが、合戦場のしだれ桜を収録したシーンは0:00からスタートになります。
6K解像度で収録した映像ですので、大画面テレビ等でもお楽しみください。
合戦場のしだれ桜 交通アクセス・時間・駐車場情報
所在地 | 〒964-0301 福島県二本松市大林字142 |
開花時期 | 4月上旬から下旬までバラつきあり |
時間 | 24時間 |
観桜料 | 無料 |
駐車場 | 無料: 普通車50台、大型5台 |
交通アクセス | 東北自動車道二本松I.Cから約30分 磐越自動車道船引・三春I.Cから約25分 |
関連ウェブサイト | 岩代観光協会 合戦場のしだれ桜 Twitter |
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