2022年8月8日に静岡県熱海市の熱海湾で開催した、熱海海上花火大会の観覧をしてきました。駐車場がほぼ満車だったため、花火大会実施日に合わせて駐車場を無料開放しているMOA美術館から観覧させていただきましたが夜景も美しかったです。
記事内の目次
熱海海上花火大会
熱海海上花火大会の歴史
年間を通して15回以上も行われる熱海海上花火大会は、昭和27年(1952年)に始まった長い歴史を持つ大花火大会です。
その起源は、昭和24年に発生した「キティー台風」による高波で140戸以上の家屋が流失した他、翌年には熱海駅前火災、その10日後には979戸が焼失した「熱海大火」にあります。
地元住民が復興に尽力した事を讃え、その努力を報いるべく始められたのが、熱海海上花火大会となります。
また、伊豆東方沖地震によって熱海や伊豆半島の観光客が遠のいた事から、その打開策として夏以外にも花火大会を実施し、観光客誘致の役目を担うようにもなりました。
熱海海上花火大会
この花火大会は、藤枝市に本社を置く株式会社イケブンが担当し、コンピューター制御で0.01秒単位で点火タイミングをコントロールして花火を打ち上げるデジタルスターマインを得意とする。
また、フィナーレに見る事が出来る大空中ナイアガラは、打ち上げ場所である熱海港の堤防上を幅広く使用し、前方の視界を埋め尽くすような圧巻の花火ショーを体感できるような迫力のあるプログラムです。
熱海温泉の夜景も眺められる観覧スポットも多数あり
基本的に、一回当たりの打ち上げ時間が短い熱海海上花火大会では、そんなに観覧客は多くないだろうと思っていたのですが、観覧した日の15時ぐらいでも熱海駅周辺を中心に観覧会場である熱海サンビーチ周辺まで渋滞が続き、駐車場もほぼ満車という状態でした。
あちこち探したのですが最終的に観覧場所として選んだのが、熱海温泉の高台にあるMOA美術館(エムオーエービジュツカン)です。
MOA美術館は、世界救世教を設立した岡田茂吉さんの収集品を収蔵展示する美術館で、彼のコレクションを基盤に、国宝3件、重要文化財67件など3500点を展示しているそうです。
熱海海上花火大会を開催する日は、駐車場から熱海海上花火大会を観覧できるように無料開放してくれているので、この日も多くの人で賑わっておりました。
また、熱海温泉郷の高台に位置する事から、すり鉢状の斜面に建てられたホテルなどの美しい夜景も一緒に眺める事が出来ます。
夜景と花火が好きな人や、人ゴミが苦手な人にとっては、なかなか良いロケーションとなりそうですが、行ける人は会場に行った方が楽しめるはずです。
熱海海上花火大会の映像
【熱海温泉の夜景と花火】2022年 熱海海上花火大会【4K UHD】
開催場所のマップ
今回の観覧場所のマップ
観覧時は、熱海サンビーチ周辺の有料駐車場を利用するか、MOA美術館から観覧する際は施設の駐車場を無料で利用する事が出来ます。
MOA美術館は花火終了後にすぐに出るように指示されますので、ご注意下さい。
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