車中泊や車内での着替えにおけるプライバシー保護、夏場の日差し対策に役立ち、ドレスアップ効果も高いトヨタ90系ヴォクシー・ノア専用のLevolva(レヴォルヴァ)サイドカーテン、リアゲートカーテンセットについて、取り付け方法の解説と実際に使用した感想をレビューしていきます!
※この記事では、ZWR90W/ZWR95W/MZRA90W/MZRA95Wのヴォクシーとノアに対応したカーテンの取り付け方法を解説しています。
実際に取り付けた車両はヴォクシーハイブリッドS-Z E-Fourですが、製品自体はガソリン車・ハイブリッド車を問わず、各グレードに対応しています。ただし、窓周辺の加工やリアガラスに取り付けたカメラなどの装備によっては、取り付けられない場合があります。
外灯が明るい場所で車中泊をした時から考えていた事
旅行や長距離運転の途中で道の駅などに立ち寄り、仮眠を取ろうと思っても、駐車場の外灯が眩しくてなかなか眠れない事が度々ありました。
それなりに駐車スペースが埋まっている時には、明るい場所しか空いていない事も多く、以前から車内に入ってくる光を遮るものがあれば良いと考えていました。
サンシェードのような製品でも良いかもしれませんが、カーテンなら見た目も良く、車内のドレスアップにもなると思い、ショッピングサイトで探していたところ、Levolvaのサイドカーテンセットを見つけました。
Levolvaサイドカーテンセットの内容
90系ヴォクシー・ノア専用のLevolvaサイドカーテンは、注文から約1日半で佐川急便によって届けられました。
想像していたよりも箱が大きく、長さは90cmほどあります。
90系ヴォクシー・ノア用のサイドカーテンという名称で販売されていますが、スライドドアウィンドウ左右用、クォーターガラス左右用、リアゲート用の合計6枚のカーテンがセットになっています。
その他にも、9本のカーテンレール、取り付け説明書、補強ネジ、レールキャップ、マジックテープ、接着用プライマーなどが付属しており、2列目スライドドアからリアゲートまでの窓に取り付けられる内容となっています。
サイドカーテンセット取り付け前の下準備
レール貼り付け予定箇所の脱脂
両面テープの接着力を高めるためのプライマーが1袋しか付属していないので、カーテンレールを取り付ける前の脱脂から位置決めまでの下準備を全て完了させてから、一気にプライマーを塗っていく必要があります。
付属のPACプライマーは脱脂剤ではなく、両面テープの接着力を高めるための粘着促進剤なので、あらかじめレールを貼り付ける予定の場所よりも広い範囲を、内装材に使用できるシリコンオフなどの脱脂剤で清掃しておきます。
特に、内装用艶出し剤の成分が残っていると、プライマーを塗ってもレールが剥がれる原因になってしまうので、この作業はしっかりと行っておいてください。
リアゲート上部のレールは両面テープを重ねる
リアゲート上部のレール取り付け箇所には、内張りが重なって段差になっている部分があるので、その段差を埋めるために、上部レールの端から3cmほどの範囲に付属の予備テープを重ね貼りします。
レールのエンドキャップ部分のテープを剥がす
レールのエンドキャップ取り付け部分にある両面テープを全て剥がし、片側だけにエンドキャップを取り付けます。
両側にエンドキャップを取り付けてしまうと、後からカーテンのランナーをレールに通せなくなるので、必ず片側だけにしてください。
スライドドアサンシェードのフックを外す
90系ヴォクシーとノアのスライドドアに装備されているメッシュサンシェードは、Levolvaのサイドカーテンを取り付けると使用できなくなるため、上部のフックを全て取り外します。
マイナスドライバーなどで爪を起こしながらフックを下に引っ張ると、取り外す事ができます。
カーテンを使えるようになった事自体は家族からも好評でしたが、純正のメッシュサンシェードが使えなくなってしまった点については割と不評だったので、カーテンを取り付ける前に、普段から乗車する家族などに一言伝えておいた方が良いかもしれません。
マスキングテープを貼って位置決めする
カーテンレールの位置決めとプライマーのはみ出し防止のために、マスキングテープを各部に貼り付けていきます。
この作業を省いてしまうと、レールを曲がった状態で取り付けたり、リアゲートではセンターがずれて左右の寸法が合わなくなったりする可能性があるので、取り付け位置を正確に決めるためにも、必ず行っておいた方が良いでしょう。
レールを取り付ける場所にプライマーを塗る
カーテンレールの取り付け位置が全て決まったら、レールを貼り付ける範囲からはみ出さないように、付属のプライマーを塗っていきます。
プライマーは両面テープに直接塗るのではなく、レールを貼り付ける内装側に塗布し、十分に乾燥させてから取り付けます。3MのPACプライマーK-500では、標準的な環境における推奨乾燥時間が10分~3時間とされており、塗布後24時間以上経過した場合には、プライマーを塗り直す必要があります。
また、プライマーがはみ出すと内装部品が変色する可能性もあるので、マスキングテープで保護した範囲からなるべくはみ出さないよう、慎重に塗ってください。
カーテンレールを取り付ける
寸法をしっかりと計測し、高さや左右のバランスがずれていないかを確認してから、カーテンレールを各部に貼り付けていきます。
他の窓は貼り付け位置がある程度決まっていますが、リアゲートについては左右のバランスと高さを正確に計測しないと、斜めに取り付けてしまう恐れがあるので、何度も確認しながら作業を進めた方が良いでしょう。
次に難しいのが、スライドドア上部のカーテンレールの取り付けです。
ドアと車体側のゴムパッキンの狭い隙間に収めるようにレールを取り付けなければいけないため、ドア側のゴムを少し押し下げながら、なるべくドア側にレールが寄るように貼り付けます。
その他の箇所も、あらかじめ位置決めした通りに貼り付ければ、カーテンレールの取り付けは完了です。
プライマーを塗布した部分は貼り付け直後から強く接着するため、貼り直す必要がないように、あらかじめマスキングテープで位置決めをしておきましたが、この作業をしっかり行うかどうかで、取り付け後のフィット感が大きく変わってきます。
レールを貼り付けた後は、接着力が安定するまで24時間ほど放置し、それからカーテン本体に付属するランナーをカーテンレールに通して、残りのエンドキャップを取り付ければ完成です。
カーテン取り付け後の写真と使用感レビュー
リアガラスのカーテン
楽天市場の販売元SOVIEの商品説明では、リアガラスにドライブレコーダーやデジタルインナーミラー用のリアカメラなどを装着した車両は、不適合とされています。
その理由は、カメラ本体や配線がカーテンレールの取り付け位置、またはカーテン生地に干渉して、想定した方法で取り付けられない恐れがあるためです。
したがって、カメラ本体がリアゲートの内張りからカーテンの取り付けや開閉を妨げるほど突出しておらず、レールやカーテン生地に干渉しない事、さらに配線が内張りの内部に収められていて、レールの取り付け位置に通っていない事を確認できれば、リアカメラを装着した車両でも取り付けられると考えられます。
実際に筆者の90系ヴォクシーには純正オプションのリアカメラが装着されていますが、カメラ本体や配線がカーテンレールに干渉する事はなく、カーテンの開閉にも一切問題がありませんでした。
このように、カメラ本体の取り付け位置や配線の取り回しによっては問題なく取り付けられる場合もありますが、販売元がカメラ装着車への適合を保証しているわけではないため、取り付ける際には実際のカメラの形状や取り付け位置、配線の状態を確認する必要があります。
リアカーテンは両端を両面テープで固定する構造なので、端の隙間から光が漏れる事はありませんでした。
カーテンの生地は厚すぎず、少し光を通すような素材ですが、道の駅の街灯や朝方の太陽光による眩しさを抑える効果は十分に感じられました。
また、昼間は窓から差し込む日差しを遮る事もできますが、カーテンを閉めたからといって、夏場の車内温度の上昇を防げるわけではありません。
リアクォーターガラスのカーテン
サードシート用のサイドカーテンは上部のレールが短く、後方の大部分をマジックテープで固定するような形状になっているため、開いた状態の見た目はあまりかっこよくありません。
なるべく隙間ができないように、カーテンを少し張り気味にしてマジックテープで固定すれば、隙間から漏れる光も最小限に抑えられます。
スライドドアサイドカーテン
スライドドア用のサイドカーテンを開いた時は、後ろ側ではなく前側に束ねて固定する構造になっています。
後ろ側に束ねられるのであれば、横後方を目視する時にも邪魔になりにくいのですが、束ねて固定できるのは前側のみなので、走行中は後ろ側へ寄せておく方が邪魔にならないように感じました。ただし、カーテンが動いて後方確認の妨げにならないよう、視界を確保しておく必要があります。
また、スライドドアを開閉する際に、ボディの外側などへカーテンが干渉する事も一切ありませんでした。
一方、長期間使用してみると、2列目スライドドアのカーテンレールについては、両面テープが剥がれてしまう事がありました。
そこで、9mm幅の3M製強力両面テープを別途購入し、レールの両面テープを貼り換えたところ、以前よりも剥がれにくくなりました。ただし、完全に剥がれなくなったわけではなく、その後も時々剥がれてしまう事があります。
製品にはレール固定用の補強ネジも付属していますが、車両を売却する際の事を考えて、内装にネジ穴を開ける方法は採用していません。
なお、同じ両面テープによる固定でも、3列目のクォーターガラスとリアゲートのカーテンレールについては、これまで剥がれる事はありませんでした。
カーテンを閉じた状態でも全く風が通らないわけではないので、車中泊の際には網戸代わりのような使い方もできています。
もちろん、専用の網戸と違って虫の侵入を完全に防げるわけではありませんが、一晩中窓を開けていても、車内に虫が入ったような形跡はありませんでした。
90系ヴォクシーにサイドカーテンを取り付けた感想
駐車場が先着順となっている「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」の時には、朝9時頃に駐車してから、時々周辺を歩き回りながら車内に戻って休憩する事もありましたが、カーテンがない時よりも車内に入ってくる日差しが遮られ、快適に休憩できるようになりました。
ただし、夏場の車内温度そのものが上がらなくなるわけではないので、暑さ対策というよりも、日差しによる眩しさの軽減やプライバシー保護に役立つ製品だと感じています。
また、2024年8月7日に開催された山梨県市川三郷町の「神明の花火」では、花火大会終了後に強烈な雷雨となり、会場から車に戻るまでの間にびしょ濡れになってしまいましたが、カーテンを閉めれば車内で着替えをしても外から見えにくくなるので、家族からも好評でした。
特に、思春期を迎えた娘さんがいるご家庭にはおすすめですね。
その間、父ちゃんは外でびしょ濡れになってしまいますが(笑)
90系ヴォクシーとノアは窓が大きい分、外からの光が入ってくる面積も広いので、車内の快適性向上や車中泊時のプライバシー保護、日除け対策として、Levolvaサイドカーテンセットはおすすめできるカー用品だと思います。
ただし、純正メッシュサンシェードが使えなくなる事や、2列目スライドドアのカーテンレールが剥がれる場合がある点については、購入前に理解しておいた方が良いでしょう。
サイドカーテンを取り付けたままディーラー車検に通過
車検については、スライドドアからリアゲートまでのカーテンを取り付けたままの状態でも、ディーラー車検を問題なくクリアする事ができました。
今回取り付けたトヨタ90系ヴォクシー・ノア専用のLevolvaサイドカーテンセットには、運転席と助手席のカーテンは含まれておらず、2列目スライドドアからリアゲートまでの合計6枚で構成されています。
少なくとも筆者の車両では、カーテンやレールを取り外す事なくディーラー車検に通過できたので、車検のたびに取り外す必要がなかった点も良かったと思います。
Levolvaサイドカーテンセットは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのインターネットショッピングサイトでお買い求めいただけます。
























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