柴犬りゅうの朝の散歩で、通称「ばか」を全身に引っつけ、斬新なアクセサリーをお披露目していました(笑)
いや、オシャレとかじゃなく…勘弁して…
頭にビッシリくっついているし・・
柴犬の頭に乗っている物は、巷でくっつき虫やひっつき虫、通称「ばか」とも呼ばれていますが、昆虫などの生物の事ではなく、植物の種子の構造を一括りにした総称なんですよね。
代表的なもので言えば、オナモミ属のような棘が突き出している種子になりますが、自ら移動する事が出来ない植物が、自分の子孫を繁栄のための仕組みなのです。
タンポポのように綿毛で種子を飛ばす物や、動物などに粘着して運ばれていくものなど、それぞれの生きる環境に合わせて、植物も子供達を残すために必死に生きているんですね。
©PhotoAC@u11
くっつき虫の代表格であるオナモミは、西暦918年に「奈毛美」の名称で、日本現存最古の薬物辞典「本草和名」(ほんそうわみょう) に記録されていて、アジア大陸から人為的な手段で日本に運ばれてきたものだと考えられています。
誰かの体にくっついて運ばれて来たか、野鳥の羽毛にくっついて来たかのどちらかなのでしょうね。
昔は、草が生い茂っている場所を歩くだけで、ズボンなどにくっついて来ていた厄介者でしたが、近年は環境省のレッドリストにも入れられて、地域によっては絶滅している可能性もあるのだそうです。
そう言われれば、最近は砲弾型の種子である、オナモミって見かけなくなってきたような気はしますね。
小学生時代は、友達と投げ合って遊んでいたりしましたが。
柴犬「りゅうのすけ」が頭に付けて来たのは、マメ科ヌスビトハギ属のヌスビトハギ(盗人萩)の種子。(多分)
触るとザラついている種の表面には、細かな鉤が並んでいて、動物の毛や羽毛の他、人の衣服にくっついて遠くに運ばれていきます。
ペットの散歩中に体に付いてきたと思ったら、自分のズボンや袖などにも付いて来る厄介者。
柴犬は毛が短いからまだ良いけど、長毛種のポメラニアンやミニチュアシュナウザーなどは、毛に絡まって取れにくくなるんですよね。
頭に付いた「ひっつき虫」を取るのは大変だったけど、短毛種であればペット用ブラシなどでブラッシングをしてあげれば、ポロポロっと取れていくはずです。
特に種子が植物から外れやすくなる秋頃の散歩の時には、少し道を外れただけでも頭に植物の種を付けて来てしまう事もあるので、犬猫用ブラシは必需品です。
植物を見かけたら、食べてるか転がっているかのどちらかですから、くっつき虫じゃなくても何かしら、体に付けて帰るんですけどね。
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