2024年4月1日から白石城・桜まつりを開催する宮城県白石市の益岡公園は、伊達家の家臣 片倉 小十郎こと片倉 景綱の居城である白石城(益岡城)がある公園です。春には城を取り囲むように公園内一帯のソメイヨシノや枝垂桜などの美しい桜が咲く風景が美しいお花見の名所となっています。
記事内の目次
白石城 桜まつり 益岡公園の桜
益岡公園と白石城の歴史
白石城は、伊達家の家臣となり仙台藩主 伊達政宗の側近として支えた戦国時代から江戸時代にかけての武将、片倉小十郎景綱が居城していた城として知られています。
戊辰戦争の際にも、東北諸藩の代表たちが白石城に於いて白石列藩会議を開き、奥羽越列藩同盟の結成につながるなど歴史ある出来事が繰り返された城でしたが、明治初頭の廃城令によって廃城処分となり、敷地内にある建物のほとんどが処分されてしまいます。
一時は更地となりましたが、1995年に三階櫓や本丸などの一部が木造で復元されて現在は益岡公園と共に一般に開放しています。
益岡公園に咲く桜の見どころ
白石城のある益岡公園は白石市内を一望できる丘陵地にあり、1997年に復元をした天守閣の周囲を一般に無料開放している公園で、毎年4月上旬から下旬になると約400本のソメイヨシノや枝垂れ桜などの桜の花々が一斉に咲き誇ります。
主に観光目的や宴会向きのお花見スポットとなりますが、満開の時期でも人混みで花が見えにくいと感じる事はありません。人を気にせずにゆっくりと花見を楽しみたい方にはオススメの桜名所です。
桜まつりの開催期間中は夜桜も観賞できるライトアップも連日行われて、昼夜問わずに歴史のある城と共に美しい桜を一緒に眺める事ができます。
益岡公園には現在の白石市が出身地である大相撲力士 第18代横綱大砲万右エ門像があります。
身長が194cmもある史上最長身の横綱としての記録があり、第60代横綱の北尾光司が横綱に昇進するまで、その記録は一度も破られなかったとか。
第48代横綱の大鵬(たいほう)と似たような四股名ですが、こちらは大砲(おおづつ)と読みます。
白石城の内部にも有料で入館する事が可能で、城内には歴史的資料などの展示があり、最上階まで上ると白石市内を一望できる展望スペースとして開放されています。
入館料は、一般400円・小学生から高校生までは200円、障害者手帳や療育手帳の交付を受けている場合は、介添えの方と共に減免されます。
白石城 桜まつりの動画
[4K]Shiroishi Castle 白石城の桜 日本の美しい春の風景 片倉小十郎景綱の居城(宮城県) Beautiful Scenery in japan-Cherry blossoms
2019年撮影の映像です。青空も見えるほどに天気が良かったのですが、突然みぞれが降ってきたりと天候が変わりやすい一日でした。山にも近い場所にあるので天気の急変などにもご注意下さい。
白石城 桜まつり 日程・交通アクセス・詳細情報
所在地 | 〒989-0251 宮城県白石市益岡町1−16 |
期間 | 2024年4月1日~2024年4月21日 |
時間 | 24時間 (ライトアップ 18:00~21:00) |
駐車場 | 無料 |
交通アクセス | JR東北本線 白石駅から徒歩10分 JR東北新幹線 白石蔵王駅 徒歩20分 東北自動車道 白石ICから10分 |
マップコード | 76 899 825*51(白石城) 76 899 893*17(城下広場駐車場) 76 899 691*73(益岡公園 駐車場) |
関連ウェブサイト | 白石城・歴史探訪ミュージアム・武家屋敷 |
白石城自体は駐車場が無いため、白石市役所西側の城下広場か益岡公園の駐車場を利用する事になります。
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