廃業した柴犬ブリーダーの元で、約5年間もの長い間、狭いケージの中で生活をさせられ、動物愛護団体の手によって救出された後に、里親の下であらたな生活を送る事となった柴犬の「りゅうのすけ」。
里親トライアル中に、初めてペットも入園が可能な大きな公園に行った時のお話です。
記事内の目次
柴犬のりゅうのすけの事
今回お迎えした柴犬のりゅうは、保健所の要請で廃業をした柴犬のブリーダーから、宮城県犬猫里親探しの会バトンタッチ様が保護した柴犬で、5年間もの長い間、狭いケージの中で過ごしていたそうです。
保護された後にID番号の末尾57からコナン君と名付けて、預かりさん宅にて人に慣れるための訓練などを行い、犬猫譲渡会にて我が家に迎え入れる事になりました。
約半月はトライアル期間となりますが、譲渡を受けた後に再び手放してしまったりしないように、新しく里親になった方と動物との相性を図る期間でもあり、新しい家に馴染むための体験期間にもなっています。
見知らぬ家でお泊り状態の「りゅうのすけ」が、家族の一員となるまでの期間に初めて大きな公園に行った時のお話です。
どこに連れていかれるか分からなくて不安にならないように、娘が寄り添ってくれているので、移動中は落ち着いている様子でしたね。
高齢の柴犬ブリーダーが廃業した事による保護要請で、犬猫の保護団体によって救われた1匹の柴犬と、里親となって迎える事になった私たち家族との出会いについて綴っていきます。是非、これから動物をペットとして飼う機会があれば、参考にしていただければ幸いです。 不幸な動物たちを家族として迎えるきっかけになって...
初めて行った加瀬沼公園
宮城県宮城郡利府町と一部が塩竃市・多賀城市にまたがる加瀬沼は、大正時代から昭和38年にかけて塩竃市の上水道として利用され、現在は灌漑用水のため池として利用されています。
その西部に位置する加瀬沼公園は、「人と自然との調和」をテーマにした18.75ヘクタールの広大な敷地に、野球場やサッカー場などのスポーツ施設を始めとして、幼児から小学生まで遊べる大型遊具や幼児用遊具などが整備され、土日を中心に大勢の家族連れや親子で賑わう宮城県立の都市公園です。
宮城県宮城郡利府町のモリリン加瀬沼公園は、自然豊かな加瀬沼西部に位置する広大な公園で、園内には野球場やサッカー場をはじめ、バーベキューや芋煮会も可能な火器使用区域もある家族連れなどにも人気のお出かけスポットです。 他にも子供たちに人気の大型遊具や幼児用遊具もあり、春には公園内のソメイヨシノが約30...
公園内の北門から西門にかけての道路や「さくらの広場」には約300本のソメイヨシノを中心とした桜の花が咲き、園内全体で春の美しい風景で彩られます。
加瀬沼公園は、リードを付けて糞の後始末さえしっかりとしていればペットの入園も可能で、どこを散歩していても基本的にOKなのです。
八重桜が満開の時期だったため、風が吹いた時に花びらが落ちて来る、桜吹雪に興味津々だった様子。
植物も美しい花も、保護されるまでは一度も見た事が無かったんでしょうね。
手で持つタイプも良いですが、肩掛けタイプは、手持ちと肩掛けの両方に対応をしているので、手が塞がりそうな時には特にオススメです。
あと、愛犬にぐいぐい引っ張ってもらうと、肩が痛い時なんかは気持ちがいいですよ(笑)
伸縮可能な引き込み式リードと、手持ち式リードの2つで繋いで散歩をしていますが、歩行者や他のご家庭のペットがいない時は、手持ち式を外して半径10メートルの範囲内で好きなように遊ばせています。
せっかく広い公園で遊びに来たので、なるべく広い範囲で自由に遊ばせたいですからね。
里親トライアルを始めて間もない時期だったので、慣れないハーネスで苦しんだり、引っ張っても外れてしまわないように、首への負担が少ないドッグハーネスを使用しています。
前脚周りを2本のベルトで巻いて固定をしているので、万が一引っ張ってしまった時にも、力を分散させて、大切な愛犬への負担も減らしてくれています。
のんびり散歩したり、走ったり、待望のオヤツを貰ったり、少しずつ外の世界に慣れさせるために、この日は1時間で加瀬沼公園での散歩を切り上げました。
桜や新緑、保護されるまでは全く見た事も無かった世界だったと思うけど、これからもっと楽しい場所に連れて行くからね!
疲れきって爆睡↑(笑)
これ、直前までヘソ天してたんですが、取り逃しちゃったっぽいです。
少しずつ、新しい家と家族に慣れてきてくれた証拠かな?
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