慶長使節船サン・ファン・バウティスタの復元船を約1万球の電飾とライトアップで彩る冬のナイトイベント、宮城県石巻市の宮城県慶長使節船ミュージアム サン・ファン館で開催する「サン・ファン・イルミネーション2019」の見どころを紹介します。
記事内の目次
サン・ファン館とは?
宮城県石巻市の宮城県慶長使節船ミュージアム サン・ファン館は、仙台藩主 伊達政宗に命じられて、政宗の家臣である支倉常長と共に宣教師ルイス・ソテロら慶長遣欧使節一行を乗せてスペインやローマにわたった慶長使節船「サン・ファン・バウティスタ号」の復元船を展示している博物館です。
館内には、太平洋を往復した慶長遣欧使節の歴史を学ぶ展示室や大型ビジョンで臨場感あふれる映像を観賞する事が出来るサン・ファンシアターなどがあります。
サン・ファン・イルミネーション2019
仙台藩主 伊達政宗の家臣である支倉常長や宣教師ルイス・ソテロらと共に2度の大航海を経て、ヨーロッパに渡った慶長遣欧使節一行が乗った慶長使節船「サン・ファン・バウティスタ号」の復元船に、約1万球の電球を装飾するイルミネーションイベント「サン・ファン・イルミネーション」が毎年11月から行われています。
イルミネーションの点灯は閉館と同時時刻となる16:30から開始となりますが、点灯開始前後はまだ太陽が沈み切っていないのもあって、夕日に照らされる「サン・ファン・バウティスタ号」がとても勇ましく見えます。
宮城県慶長使節船ミュージアム サン・ファン館が閉館時間を迎えると館内には入れなくなりますが、外からであれば午後8時00分まで自由にイルミネーションが点灯している様子を眺める事ができます。
太陽が沈み切らない点灯直後の時間帯は、まだ周囲の明るさも感じますが、オレンジ色に輝く夕焼けに照らされた海と共に幻想的に彩られたイルミネーションがとても綺麗です。
高台になっている石巻市サン・ファン・バウティスタパークの丘の部分には、青や緑色のカラフルなイルミネーションが装飾されています。
サン・ファン館に隣接するイタリア広場をイメージして作られた石巻市サン・ファンバウティスタパークからは、太平洋を一望できる眺望と共に、壁面や階段に装飾された電飾がとても色鮮やかに輝きます。
現在展示してある慶長使節船「サン・ファン・バウティスタ号」の復元船は、東日本大震災での被災や老朽化に伴う影響で、残念ながら慶長遣欧使節団帰国から400年目を迎える2020年を目安に展示を終了してしまうそうですので、見たい方はお早めに!
サン・ファン・イルミネーション 開催日程・交通アクセス情報
所在地 | 東北地方|〒986-2135 宮城県石巻市渡波大森30−2 宮城県慶長使節船ミュージアム サン・ファン館 |
開催日時 | 2019年11月8日~2020年1月5日 16:30~20:00 |
駐車場 | 乗用車 300台 |
交通アクセス | JR石巻線 渡波駅下車 徒歩25分 三陸自動車道 河南ICから車で30分 |
マップコード | 581 569 683*02 |
撮影 | 撮影可 三脚・一脚等の撮影補助器具の使用可(屋外のみ) |
関連ウェブサイト | 宮城県慶長使節船ミュージアム サン・ファン館 |
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