宮城県栗原市の一迫山王史跡公園では、2023年6月9日から7月3日まで、約300品種22万株のアヤメやカキツバタ、ハナショウブの三種類の美しい花々を観賞できる第39回山王史跡公園あやめ祭りが開催されます。
山王史跡公園あやめ祭り
開催場所:宮城県栗原市一迫山王史跡公園あやめ園
開催日程:2023年6月9日~7月3日
開園時間:8:30~17:00
入園料:個人 一般 520円 / 高校生以下 260円
公式ウェブサイト:栗原市役所
縄文時代末期から弥生時代初期にかけての集落遺跡「山王囲遺跡」の保存を目的に整備された山王史跡公園の一角にあるのが、一迫山王史跡公園のあやめ園です。
13,000平方メートルの広大な敷地にアヤメやカキツバタ、ハナショウブなどを植栽し、その数は300品種22万株にも及び、園内には歩きやすく平坦な未舗装路や桟橋の遊歩道が張り巡らせられています。
園内の様子は是非動画を参考にしてください。
【宮城初夏の花の名所7選】宮城県の初夏を彩る美しい百合やあやめ、あじさいが咲く花風景7選
一迫山王史跡公園あやめ祭り以外にも、既に閉鎖となっている南くりこま高原一迫ゆり園、やくらいガーデン、多賀城跡あやめ園、資福寺の紫陽花、愛宕山公園あじさい園、船岡城址公園の紫陽花の合計7か所の花の名所を撮影しております。
今年は6月18日に第35回みちのく鹿踊大会(みちのくししおどりたいかい)、6月25日には第33回あやめ祭り神楽大会も実施予定となっています。
鹿踊りは特に岩手県が有名ですが、その起源は特定できず、旧南部氏領にあたる岩手県北部から中部に分布する「幕踊系」と、伊達氏領である仙台藩や一関藩の他、伊達秀宗が入城して成立した愛媛県の宇和島藩に分布する「太鼓踊系」に分けられます。
またそれぞれ違った流派がありますが、みちのく鹿踊大会では県境を越えて、岩手と宮城両県の鹿踊が披露されるそうです。
通常は無料で入園できる公園になっておりますが、あやめ祭りの開催期間中は個人・団体共に有料での入園となります。
駐車場は、栗原市一迫総合支所に200台分用意されておりますが、あやめ園への最短ルートは信号が無い交差点を渡るようになるので、車の往来に気を付けて渡って下さい。3年前の話なので、今は変わっている可能性もありますが、栗原市一迫総合支所の西側の交差点であれば信号はあります。
この記事へのコメントはありません。