2023年7月1日の佐賀県「SAGAアリーナ」を皮切りに全国7都市で行われるNiziUのコンサートツアー「NiziU Live with U 2023 ココ!夏 Fes.」ですが、実質ドレスコードに近くなると思われるNiziUオフィシャルグッズ以外の非公式グッズや自作グッズの持ち込みが制限される事になりました。
ペンラをデコろうかと思った矢先の発表で若干驚きましたが、今回のライブで禁止になったものを個人的見解も含めて解説します!
記事内の目次
NiziUのライブにドレスコード?公式グッズ以外の持ち込みはほとんど禁止らしい
今季のライブの禁止事項
昨年のLight it Upでは、非公式のペンライトやうちわなどの非公式グッズや自作グッズぐらいのものだったと記憶していますが、今回はNiziUオフィシャルグッズ以外での応援をご遠慮いただくという形になったようです。
ライブで持ち込み禁止になったのは以下の通りになりました。
■非公式のペンライト、及びオフィシャルグッズ以外のサイリウムを含めた光や音の出る応援グッズ
■お客様による自作の応援グッズ(うちわ、ボード、スローガン、横断幕等)
■風船・紙テープ等、演出、運営の影響が及ぶ可能性がある物品
■オフィシャルグッズ(うちわ、ペンライト等)への装飾
■アーティストの肖像を使用した非公式応援グッズ
※会場敷地内および、近隣の施設・公共の場にて、(アーティストの名)の肖像や名称、キャラクターを利用した非公式なグッズ販売・配布・持ち込み
■有名人の肖像、企業・商品ロゴ等の著作権、肖像・パブリシティー権、商標権その他各種権利を侵害する内容の自作応援グッズ
昨年のライブでは、そんなに厳しくなかったのですが、今年開催分はほぼ公式グッズ以外での入場が不可能に近いという形になりました。
個人的見解 割と法律や条例が絡んでる可能性がある
ロゴには製作者が持つ著作権があり、氏名には氏名権、写真や映像に映る姿には肖像権など、法律上は全てプライバシーの権利やパブリシティ権で守られていますが、個人で観賞用に作る分には問題が無いけど、肖像権や著作権の問題で公の場所で公開する分には昭和の時代から元々アウトになるような法律です。
SNSの普及で曖昧になっている部分もありますが、著作権管理団体と包括契約しているSNSで音楽をアップロードするのは大丈夫だけど、包括契約をしていないTwitterは違法になるなど、法に守られているけど黙認されているだけというのが多々あります。
メジャーデビュー以降はあまり公にしていないフルネームの使用や、著作権があるロゴや商標権があるNiziUの文字の無断使用など、運営側として黙認できなくなった所まで来てしまったのもあって今回の厳しい措置となってしまったのだと思われますが、本来であればJYPに許諾を取らなければいけないグッズを制作した業者や衣類プリント業者が無許可で製作しているのが、これらの法律に引っかかっているのだと考えられます。
(NiziUを商標登録しているから、タイトルや商品説明にNiziUの文字を使って自作グッズの販売をするのもダメな可能性も高い)
NiziU公式がYouTubeで公開しているNiziU’s Vlogを見るとスタッフや通行人一人一人にぼかしを入れるなど、肖像権を含むプライバシーの権利を保護する姿勢が見られますので、ファンだけではなく自社にも厳しいのがJYPなのだと感じておりますし、総合的に判断した結果、一律で入場を制限する事にたどり着いたというのが妥当なのでしょう。
どんなに自作グッズにお金をかけたとしても、下調べをしていなかったファンと製作業者が悪くなってしまうのがこれらの法律なので、一歩身を引いて公の場所で公開しない方が無難なのかもしれません。
今の所は注意喚起で済ませているけど、次の一手に何を出して来るのか分からないのが今回の問題の一番怖いところでもあります。
見ていて楽しいし、熱意を感じられて好きではあるんですけどね・・。
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