2025年7月12日と13日にEXPO 2025 大阪・関西万博夢洲会場で、航空自衛隊 松島基地所属のアクロバットフライトチーム ブルーインパルスによるフライトが実施される予定となっておりますが、2025年7月7日に宮城県東松島市の松島基地では大阪・関西万博に向けた訓練飛行が行われました。
1stと2ndに行われた訓練飛行から万博の会場で実施されると予想される演目をご紹介していきます!
松島基地で実施されたブルーインパルスの訓練飛行
宮城県東松島市矢本町にある航空自衛隊 松島基地では、同基地所属のアクロバットフライトチームであるブルーインパルスによる基地上空訓練が不定期で行われています。
航空自衛隊 松島基地の公式ウェブサイトで基地上空訓練の予定は発表されますが、悪天候で中止になったり、金華山沖で実施される洋上訓練に変更される事もあり、予定通りに実施されるとは限りません。
また、最大で7機まで飛行させる予定を立てていますが、全機を飛ばさずに、1機~5機で基地上空訓練を行う事もあり、T-4のエンジンがスタートしてみないと何機が飛ぶのかは分かりません。
天気予報である程度はフライトがあるかどうかを予測する事が出来ますが、行き当たりばったりで来てみないと分からないんですよね。
片道50km・・毎日行くかどうするか迷いながら、朝4時に起きて松島基地に行ってました。
全国各地で実施される航空祭や記念イベントなどの前には、松島基地上空で事前訓練をする事もありますが、2025年7月7日から7月10日まで予定が入っていた基地上空訓練の中で、7日の1st (8時開始)と2nd (10時30分開始)では、EXPO 2025 大阪・関西万博向けの事前訓練が行われました。
EXPO 2025 大阪・関西万博の飛行ルート
EXPO 2025 大阪・関西万博で実施予定のブルーインパルスの飛行ルートと時間は以下のようになります。
- 14時40分 関西国際空港を離陸
- 通天閣上空を通過
- 大阪城上空を通過
- 太陽の塔を通過
- ひらかたパークを通過
- 大阪城上空を通過
- 時間調整のために上空待機 (大阪府河内長野市付近の上空)
- 15時から15時15分頃まで大阪・関西万博夢洲会場で展示飛行
当日の天候等により、飛行ルートが変更される場合がありますが、現在の予報では、12日と13日の両日15時頃の視界は良さそうなので、リベンジフライトが出来るのではないかと思われます。
マスコミのヘリコプター進入や急病人が出てドクターヘリが来たり、スコーク7700を発した飛行機が近くにいない限り、多分飛びます!
大阪・関西万博会場の夢洲(ゆめしま)や隣接する舞洲(まいしま)には、万博来場者や施設利用者以外の来訪を控えるようにと呼びかけが行われていますが、周辺の7か所のパーキングエリアも閉鎖する予定となっているので、PAで観覧を予定していた方は注意が必要です。
EXPO 2025 大阪・関西万博の予想演目
航空自衛隊 松島基地で行われた関西万博訓練飛行では、以下の演目が行われました
7日松島基地上空訓練 1st (8時開始)
🔴LIVE | 航空自衛隊松島基地 ブルーインパルス 1st 大阪・関西万博事前訓練 2025年7月7日 8:00
- 6機 テイクオフ
- 6機 デルタ360レフトターン
- 6機 サクラ
- 2機 スラントキューピッド
- 1機 720ターン
- 5機 チェンジオーバーターン
- 1機 360ターン
- 5機 レベルサンライズ
- 6機 デルタローパス
- 6機 デルタ360レフトターン( 2回目)
- 6機 サクラ(2回目)
- 2機スラントキューピッド(2回目)
- 1機 720ターン(2回目)
- 5機 チェンジオーバーターン(2回目)
- 1機 360ターン(2回目)
- 5機 レベルサンライズ(2回目)
- 着陸
デルタローパスありと無しの2パターンで訓練飛行が行われましたが、通天閣・大阪城・太陽の塔・ひらかたパークの上空を通過する際に、デルタローパスで通過飛行を行う事を想定して入れているのだと思われます。
それか、アンコールでもあるか・・。
7日松島基地上空訓練 2nd (10時30分開始)
🔴LIVE | 航空自衛隊松島基地 ブルーインパルス 2nd 大阪関西万博訓練 & 3rd 洋上訓練 2025年7月7日 10 :40・13 :30
- 6機 テイクオフ
- 6機 デルタ360レフトターン
- 6機 サクラ
- 2機 スラントキューピッド
- 1機 720ターン
- 5機 チェンジオーバーターン
- 1機 360ターン
- 5機 レベルサンライズ
- 6機 サクラ(2回目)
- 5機 チェンジオーバーターン(2回目)
- 着陸
本来は13時30分に予定していた3rdの基地上空訓練で行われるはずでしたが、通常10時30分から行われる2ndを10分遅らせて当日3回目の関西万博訓練飛行が行われました。
松島基地近くの公園で朝一に食べ損ねた朝食を取っていたから良かったのですが、まさかの2ndで基地上空訓練を実施する一報が入り、焦って準備をしながらフライトの時間まで何とか間に合わせました。
関西万博で予想されるブルーインパルスの演目とルート
- 6機 関西国際空港を離陸 14時40分
- 6機 デルタローパス(通天閣上空を通過)
- 6機 デルタローパス(大阪城上空を通過)
- 6機 デルタローパス(太陽の塔を通過)
- 6機 デルタローパス(ひらかたパークを通過)
- 6機 デルタローパス(大阪城上空を通過)
- 6機 時間調整のために上空待機 (大阪府河内長野市付近の上空)
- 6機 デルタ360レフトターン(大阪・関西万博夢洲会場) 15時
- 6機 サクラ(大阪・関西万博夢洲会場)
- 2機 スラントキューピッド(大阪・関西万博夢洲会場)
- 1機 720ターン(大阪・関西万博夢洲会場)
- 5機 チェンジオーバーターン(大阪・関西万博夢洲会場)
- 1機 360ターン(大阪・関西万博夢洲会場)
- 5機 レベルサンライズ(大阪・関西万博夢洲会場) 15時15分
- 6機 関西国際空港に着陸
松島基地上空訓練から予想される演目は以上のようになりますが、天候や空の状況によっては変更が加えられたり、科目のスキップもあるかもしれないので、あくまで予想だと思っていて下さい。
動画は1stの1回目と2回目のフライトと、2ndのデルタ360ターンからレベルサンライズまでが参考になるはずです。
フライト当日に推奨される事
公式飛行ルートを参考にすると、南側からデルタ360ターンで大屋根リングの周囲を回るように進入してくると思われるため、大屋根リングの北側かなるべく障害物が無い場所から観覧をするのがベストですが、万博でブルーインパルスの展示飛行が行われた記念として残すのであれば、建物やモニュメントと一緒に撮影をするのが良いでしょう。
松島基地では50-500mmレンズを使用して撮影をしていましたが、サクラ全体が全く入らない画角となってしまったため、会場内から撮影をするのであれば、35mm換算で27mm~450mm程度の望遠レンズと、16mm~30mm程度の超広角レンズがあった方が良いかと思います。
もちろん、0.5倍広角レンズが付いたスマートフォン、またはスマホ用の広角コンバージョンレンズを取り付けても記念に残る撮影が出来ると思いますよ!
また、松島基地上空訓練でも連日の暑さで熱中症になるリスクもあったので、長時間待つような場合は、帽子や日焼け止めクリーム、トイレが近くならない程度の水分などを用意してブルーインパルスのフライトを楽しんで下さいね!
この記事へのコメントはありません。