山形県寒河江市で2021年6月12日から6月27日まで開催した寒河江市の一大イベント「さがえ さくらんぼの祭典」で、12日夜に最上川ふるさと総合公園で行われた花火大会「花火の夕べ」を見てきましたので、花火打ち上げの様子をレポートしました。
記事内の目次
さがえ さくらんぼの祭典とは?
日本国内で生産されるさくらんぼのうち約4分の3にあたる14,200tの生産量を誇る山形県は日本一のさくらんぼ生産地となっており、山形県内でも寒河江市は、東根市と天童市に次ぐ2,170トンのさくらんぼを収穫量を誇り、日本全国の生産ランキングでも全国3位にランクインするほどです。
6月頃になると露地栽培のさくらんぼが実り始め、さくらんぼの最高峰とも言われる佐藤錦(さとうにしき)を始め、紅秀峰や紅さやかなどの交配種が次々と赤く実り、生産地はさくらんぼ狩りで訪れる県内外の観光客で賑わいます。
ちょうどその頃に山形県寒河江市各所で約一か月間にわたって行われるお祭りが「さがえ さくらんぼの祭典」となっており、道の駅寒河江チェリーランドや寒河江市いこいの森など市内各所でワークショップや寒河江市内の自然や歴史に触れるウォーキングイベントなどが実施されます。
イベントスケジュール
- てとて市
開催日時 2021年6月12日13日 10:00~16:00
開催場所 最上川ふるさと総合公園 - 花火の夕べ
開催日時 2021年6月12日 19:30~
開催場所 最上川ふるさと総合公園 - 青空アート展(常設展示)
開催日時 2021年6月15日~6月30日
開催場所 最上川ふるさと総合公園 - さがえのあそび
開催日時 2021年6月19日 10:00~16:00
開催場所 寒河江市いこいの森 - 寒河江さくらんぼウォーク2021
開催日時 2021年6月27日 8:00~受付後順次スタート
開催場所 道の駅さがえチェリーランド
さくらんぼの祭典 花火の夕べ
イベントの初日である6月12日には寒河江市内にある最上川ふるさと総合公園で約1,700発の花火が打ち上げられる「花火の夕べ」が行われました。
今年は2020年春から続くコロナウィルス感染症の感染拡大によりほとんどの花火大会が中止が決定して、昨年同様に花火が無い寂しい夏となってしまいそうでしたが、さくらんぼの祭典は実施するとの事。
村山市の東沢バラ公園に立ち寄ってから来てみましたが、さくらんぼの収穫時期になると薔薇の花も満開になって見頃になるみたいですね。
花火の打ち上げ開始は19時30分からですが、夏至前後の19時30分頃はだいぶ空が明るいですね。
写真の写り以上にだいぶ明るかったのですが、まだ空が明るい時間に花火が打ちあがる夏のような雰囲気って久しぶりのような気がします。
大きくても4号玉から5号玉ぐらい?なので、打ち上げ場所から観覧場所までの距離が近くて迫力もありました。
小玉(新潟県基準の)の連発や※1スターマインがメインで、※2ローマンキャンドルなどの小型煙火も打ち上げられます。
※3型物はスマイルマークとさくらんぼ!
さくらんぼの祭典に合わせて花火師さんが作っていたのですね。
※1花束状の火薬を下から吹き上げさせながら間隔を空けずに次々と花火を打ち上げる手法で、速射連発花火とも呼ばれている。吹き上げるように上がる花束状の物はザラ星と呼ばれるが、これが無い場合でもスターマインに分類される事もある
※2着火した星(火薬)が1本の筒から次々と光の玉が下から吹き上がるように打ち揚げられる花火で、乱玉とも呼ばれる
※3開花時にキャラクターや絵柄などを描く打ち揚げ花火
山形県内最大の河川で日本三大急流の一つにもなっている最上川の川面に写るカラフルなスターマインも綺麗です。
花火の打ち上げ時間は30分ほどだったでしょうか。例年であれば夏の始まりを告げるはずだった初夏を彩る美しい大輪の華、そして山に反響する花火の音が少し寂しくも感じました。
さくらんぼの祭典 花火の夕べの映像
東北の初夏を彩る花火!! 2021年 さがえ さくらんぼの祭典 花火の夕べ
さくらんぼの祭典 花火の夕べの様子はYoutubeで公開していましたので、是非2880p50fpsで視聴してみてください。
この記事へのコメントはありません。