Youtubeで高画質8K UHD HDRスーパーハイビジョン花火映像公開中!!

Japan Videographyではハイビジョンの16倍で4K映像の4倍にもなる高画素映像である8Kスーパーハイビジョン、そして最新の8K HDR映像をYoutubeで公開中です!「長岡まつり」や「神明の花火」の4K動画をアップコンバートして8K高精細映像にしました。最先端の美しい動画を楽しむ他にも、通信回線チェックやモニターの画質チェックにもご利用下さい。

Youtubeで8K高精細映像を公開中

8K高精細映像とは？

2013年頃から普及し始めた4K映像は、フルハイビジョンの4倍の解像度を持ち横縦ピクセルは3840×2160ピクセル、画素数は約829万画素もの高精細な映像を楽しめるとして近年は、一般家庭にも普及して40インチ以上の液晶テレビのほとんどが4K解像度ともなりましたが、ここ1年前ぐらいからインターネット上や家電量販店でも騒がれ始めてるのが、8K高精細映像が視聴できるテレビの登場でした。
8K映像は4K映像の4倍の解像度を持っていて、横縦ピクセルは7680×4320ピクセル、画素数は3317万画素にもなって、一眼レフカメラでも一部のフルサイズCmosセンサー搭載機の一部が写真で対応しているのみです。
世界初の8Kカムコーダーがシャープから2017年12月から発売されるも希望小売価格は880万円にもなる一般庶民には手が届かないものでした。
まだまだ4K映像も対応しきれていないメーカーもあるのに、映像業界の進化は早い物ですね。

以下で放送の規格を見比べてみましょう。

4K映像を撮影できるカメラも一般家庭に普及しましたが、解像度や画素数、フレームレートではクリアできていても、その他は全く規格に到達していないのが現状です。
ギリギリ一般の人が手にする事が出来るカメラで到達しているのは、パナソニックのGH5ぐらいで、最近売れ行きが好調なSonyのミラーレスカメラ α7シリーズですらS-Logを搭載していながら未だに8ビットとなっています。
カラーグレーディングをする上で、8ビットは正直キツイというのは4年間学んだ事ですが、色空間もどの程度対応できているか各カメラメーカーの動きも見どころですね。
今回公開する8K動画は、ミラーレスカメラSony α7Sと外部4KレコーダーATOMOS NINJA FLAMEを使用して撮影した動画を、DAVINCI RESOLVEでカラーグレーディング、Adobe Premiere CCで編集し、最後にAdobe After Effectsで4Kから8Kにアップコンバートしています。
4Kから8Kに解像度を変更しただけではなく、After Effectsのアップスケール機能を使用していますので、映像のディテールを保持しながら高精細な映像に生まれ変わります。
当然なのですが、Rec.709の4:2:2 8ビットで、しかも30pなので8Kどころか4Kの放送基準も満たしていない状態なのは、仕様ですので細かい突っ込みは無しでお願いします。

8K Youtube 動画

8K HDR 2017年 神明の花火 グランドフィナーレ
前回アップした8K映像をMBSが無断でダウンロードしたために著作権侵害で削除されてしまったので、今回は8K HDRでアップいたしました。HDRとは、従来の最高輝度が100nitだったのに対し基本となるHDR10では1,000~10,000nitと大幅に拡大してあります。iPhone X等でもHDRの視聴は可能ですので、是非鑑賞していただきたいと思います。

8K 2017年 長岡まつり大花火大会 「故郷はひとつ」
2017年8月3日開催の長岡まつり大花火大会で、㈱マルゴーが担当したミュージックスターマイン「故郷はひとつ」です。目まぐるしく色が変わる色彩豊かな美しい花火です。

8K 2017年 長岡まつり大花火大会 天地人花火
2017年8月3日開催の長岡まつり大花火大会から野村花火工業㈱による「天地人花火」です。芸術的な花火と音に合わせた演出の変化が美しい花火です。

8K 2017年 長岡まつり大花火大会 復興祈願花火フェニックス2017
2017年8月3日の長岡まつり大花火大会から花火打ち上げ幅2000mの復興祈願花火「フェニックス2017」は、平原綾香さんの「Jupiter」に合わせて壮大に花火が打ち上がります。

その他にもYoutubeには8K動画を公開していますので、是非ご視聴いただければと思います。
8K 4320p スーパーハイビジョン映像 再生リスト

まとめ

カメラは画素数や感度だけではなく、色空間や量子化ビット数も深く関係してくるなと思い知った4年間でした。色に癖があるSonyなので写真や動画の編集を学ぶ上ではとても素晴らしい機種ではあったと思いますので、大きな後悔はしていません（少ししている）

以上、8K映像の紹介でしたが今後もYoutubeでは動画を公開していきますので、よろしくお願いします。