2019年5月25日に岩手県和賀郡西和賀町で開催した、錦秋湖湖水まつり花火大会の模様です。錦秋湖マラソンの前夜祭として行われるイベントで御輿渡卸や湯本鬼剣舞、夜の19:30からは湖上を彩る美しい花火が打ち上げられます。
記事内の目次
錦秋湖の湖上を彩る美しい花火 錦秋湖湖水まつり
新緑が美しかった錦秋湖の風景
錦秋湖は、岩手県和賀郡西和賀町を流れる和賀川に建設した湯田ダムによって形成された人造湖で、洪水調整や不特定利水・発電を目的に利用され、総貯水量は1億1,460万トンにもおよびます。
この周辺は湯田温泉峡自然公園にも指定されていて、紅葉や新緑と共に四季折々の美しい風景が観賞できる他、冬には渡り鳥など野鳥の飛来地にもなるそうです。
錦秋湖湖水まつりの花火観覧会場となっている川尻公園付近や湖上などをJR北上線の気動車が通過するので、錦秋湖付近には鉄道の撮影ポイントも多数あるそうで、鉄道ファンも訪れていた様子でした。
錦秋湖湖水まつりの神輿渡御
JR北上線 ほっとゆだ駅から西和賀町湯田庁舎までを練り歩く神輿渡御は、16時ちょうどにスタートして18時頃まで町内を練り歩き続けます。
スタート地点となる「ほっとゆだ駅」は駅舎に天然温泉施設が併設されていて、浴場の中に列車の接近を知らせる信号機が設置されているとして一躍有名にもなった事でも知られています。
錦秋湖湖水まつり花火大会
午後7時を過ぎると周囲も暗くなり、観覧会場となっている川尻公園では、西和賀町の伝統芸能である「湯本鬼剣舞」が披露されます。
機材の数が多くて、一度カメラを花火用に準備してしまうと他の物が撮れなくなってしまうのが私的に残念ですが、湯本鬼剣舞の勇壮な姿がかっこよかったです!
それだけではなく、錦秋湖に向かう道中にあちこちで撮影をしていたので、予備も含めてバッテリー残量がピンチという非常事態で、鬼剣舞どころか花火すら最後まで撮影できないかもしれない状態で、19時30分から花火の打ち上げが開始されます。例年は花火打ち上げ用の台船が2隻との事ですが、今年は1隻での打ち上げとなったようですが、プログラムにはワイドスターマインと記載してあったので謎は深まる一方でした。
その謎の答えは、Youtubeで公開した動画でどうぞ!
錦秋湖湖水まつりの動画
[4K]2019 錦秋湖湖水まつり花火大会(岩手県) Kinshuko lake festival fireworks display(Iwate Japan)
水上花火やスターマインなど様々な花火が約1時間にわたって打ち上げられます。
ワイドスターマインは撮り逃してしまったのですが、台船一隻から扇型に花火を打ち上げた時に上空でワイド感を演出するプログラムだったようで、複数個所から打ち上げを行うワイドスターマインぐらいの迫力は感じられました。日々新しい物を生み出す花火師さんの発想の転換というか、想定もしていなかった打ち上げ方に感心させられるばかりです。
開催日時:令和元年5月25日 19:30~20:30(打上花火)
担当煙火店:(株)北日本花火興業
最大号数:10号玉
錦秋湖湖水まつり花火大会の会場・交通アクセス・駐車場情報
開催場所 | 東北地方/〒029-5512 岩手県和賀郡西和賀町川尻40地割 |
日程 | 毎年5月最終土曜日 |
時間 | 19:30~20:30 |
駐車場 | 無料 |
交通アクセス | JR北上線「ほっとゆだ駅」から徒歩5分 |
マップコード | 547 228 629*16(花火観覧場所) 547 228 737*68(旧川尻小学校) 547 228 374*64(ほっとゆだ駅) |
関連ウェブサイト | 西和賀町観光協会公式サイト |
花火は錦秋湖周辺どこからでも見えそうですが、湯田庁舎や川尻小公園がメインの会場になっています。
駐車場もわかりにくいので、ほっとゆだ駅の駐車場か旧川尻小学校・銀河ホールを目指すのが無難です。
バリアフリー情報
川尻小公園は急な坂があるため車いすの方は危ないかもしれません。
ほっとゆだ駅周辺の隙間や旧川尻小学校の校庭などでも観覧できますので、そちらの方が安全だと思います。
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