2019年5月25日に岩手県和賀郡西和賀町で開催された「第39回錦秋湖湖水まつり」の花火大会を、写真と4K動画でご紹介します。錦秋湖マラソンの前夜祭として行われるイベントで、神輿渡御や伝統芸能の湯本鬼剣舞などが披露され、夜には湖面を彩る美しい花火が打ち上げられます。今回は、新緑に包まれた錦秋湖の風景とともに、2019年の錦秋湖湖水まつり花火大会の様子をお届けします。
新緑が美しかった錦秋湖の風景
岩手県和賀郡西和賀町にある錦秋湖は、北上川水系の和賀川に建設された湯田ダムによって形成された人造湖で、洪水調節や農業用水の確保、発電などを目的に利用され、総貯水容量は1億1,416万立方メートルにおよびます。
錦秋湖周辺は湯田温泉峡県立自然公園に指定されており、秋の紅葉だけでなく、春から初夏にかけて山々を覆う新緑も美しく、四季折々の豊かな自然を楽しめる観光スポットです。今回訪れた5月下旬も木々の緑が鮮やかで、湖面と周囲の山々が織り成す穏やかな景色が印象的でした。
錦秋湖周辺にはJR北上線が通っており、新緑の山々や湖を背景に走る列車の風景も見どころの一つです。錦秋湖湖水まつりの花火観覧会場となる川尻小公園周辺でも列車の姿を眺めることができ、沿線には鉄道の撮影スポットも点在しているため、当日は鉄道撮影を楽しむ方の姿も見られました。
錦秋湖湖水まつりの神輿渡御
錦秋湖湖水まつりでは、花火大会に先立って町内を練り歩く神輿渡御が行われます。2019年は16時にJR北上線「ほっとゆだ駅」を出発し、後藤酒店を経由して西和賀町役場湯田庁舎まで向かうコースで、18時頃まで神輿渡御が続きました。
出発地点となる「ほっとゆだ駅」は、駅舎内に天然温泉施設が併設されている全国的にも珍しい駅で、浴場には列車の接近を知らせる信号機が設置されています。鉄道駅と温泉が一体になったユニークな施設として知られ、錦秋湖周辺を訪れる際に立ち寄りたい観光スポットの一つです。
錦秋湖湖水まつり花火大会
午後7時を迎える頃には周囲も暗くなり、花火観覧会場となる川尻小公園では、西和賀町に伝わる郷土芸能「湯本鬼剣舞」が披露されました。かがり火に照らされながら舞う勇壮な姿は迫力があり、花火大会が始まる前から会場を盛り上げてくれます。
ただ、今回は撮影機材が多く、一度カメラを花火撮影用に準備してしまうと、ほかの催し物を撮影することが難しくなるのが残念なところです。それでも、湯本鬼剣舞の力強い演舞を間近で見ることができ、とても印象に残りました。
さらに、錦秋湖へ向かう途中でも各地の風景を撮影していたため、予備を含めたカメラのバッテリー残量が少なくなってしまうという予想外の事態に。花火を最後まで撮影できるのか不安を抱えながら、19時30分の打ち上げ開始を迎えることになりました。
例年は花火打ち上げ用の台船が2隻使用されると聞いていましたが、2019年は確認できた台船が1隻だけだったため、どのような構成になるのか気になるところでした。しかも、公式プログラムには「ワイドスターマイン」と記載されており、限られた打ち上げ場所からどのように横幅のある花火を展開するのか、期待が高まります。
実際の花火大会の様子は、YouTubeで公開している4K動画でもご覧いただけます。
錦秋湖湖水まつりの動画
[4K]2019 錦秋湖湖水まつり花火大会(岩手県) Kinshuko lake festival fireworks display(Iwate Japan)
2019年の錦秋湖湖水まつり花火大会では、最大10号玉の大玉花火をはじめ、水中花火や水上スターマインなど、錦秋湖の特徴を生かした多彩な花火が約1時間にわたって打ち上げられました。夜空に広がる色鮮やかな花火と湖面に映り込む光が美しく、周囲の山々に響く打ち上げ音も相まって、湖畔ならではの迫力と臨場感を楽しめる花火大会でした。
残念ながらワイドスターマインは撮り逃してしまいましたが、実際の打ち上げでは1隻の台船から花火を扇状に広げることで、上空に横幅のある華やかな光景を生み出していました。複数の打ち上げ場所を使用するワイドスターマインにも劣らないほどの迫力があり、限られたスペースを生かした花火師さんの工夫と発想には、改めて感心させられました。
開催日時:令和元年5月25日 19:30~20:30(打上花火)
担当煙火店:(株)北日本花火興業
最大号数:10号玉
錦秋湖湖水まつり花火大会の会場・交通アクセス・駐車場情報
| 開催場所 | 東北地方/〒029-5512 岩手県和賀郡西和賀町川尻40地割 |
| 日程 | |
| 時間 | 19:30~20:30 |
| 駐車場 | 無料 |
| 交通アクセス | JR北上線「ほっとゆだ駅」から徒歩5分 |
| マップコード | 547 228 629*16(花火観覧場所) 547 228 737*68(旧川尻小学校) 547 228 374*64(ほっとゆだ駅) |
| 関連ウェブサイト | 西和賀町観光協会公式サイト |
2019年の錦秋湖湖水まつりでは、西和賀町役場湯田庁舎周辺や川尻小公園が主な花火観覧場所となっており、湖畔から夜空に打ち上がる花火を楽しむことができました。ただし、錦秋湖周辺であればどこからでも花火が見えるわけではなく、打ち上げ場所との位置関係や周囲の地形によって見え方が異なります。
駐車場は初めて訪れる方には少しわかりにくいため、2019年の開催時には、ほっとゆだ駅や旧川尻小学校、銀河ホール周辺を目印にすると会場を見つけやすいと感じました。花火大会当日は交通規制や駐車場所の指定もあるため、主催者が案内する駐車場を利用することが大切です。
バリアフリー情報
川尻小公園には急な坂道があるため、車いすを利用される方や足元に不安のある方は、移動の際に注意が必要です。ほっとゆだ駅周辺や旧川尻小学校付近にも比較的平坦な場所がありますので、観覧場所までの移動経路や足元の状態を確認し、無理なく利用できる場所を選ぶとよいでしょう。
なお、観覧場所や駐車場の利用可否は開催時の案内に従い、立ち入り禁止区域には入らないようご注意ください。










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