2021年12月29日に群馬県太田市で開催した「さよならコロナ花火〜新たな未来へ〜」に行ってきました。4000発の花火を40分で打ち上げるこの時期としては珍しい中規模レベルの花火大会でした。この記事では写真や動画を交えてこの花火大会を紹介します。
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2021年 さよならコロナ花火~新たな未来へ~
群馬県の花火を見るのは、だいぶ昔のたまむら花火大会以来なのですが、年越しを迎える前の2021年12月29日に群馬県太田市の渡良瀬川河川敷(渡良瀬スポーツ広場)を会場に、花火大会が行われるとの事で行ってまいりました。
2020年の春から続くコロナウィルス感染症の感染拡大で疲弊した市民に感動と活力を与え、市全体の活性化に寄与する事を目的に「さよならコロナ花火~新たな未来へ~」の名称でこの花火大会は実施されました。
2021年もほとんどの花火大会が中止または無観客での開催が相次ぎましたが、この花火大会では広い範囲での交通規制と複数個所に臨時駐車場を設け、まるでコロナ前の花火大会の雰囲気と同じです。
久しぶりの感覚だなぁと思いながらも駐車場から観覧会場まで約2km近く歩く羽目になりましたが、花火打ち上げ開始1時間半前でも一番近い河川敷駐車場に余裕があったらしい。
歩いている途中に心が折れて花火打ち上げ場所センター付近までたどり着けませんでしたが、打ち上げ場所まではそんなに離れていない距離です。
この花火の打ち揚げを担当するのは、埼玉県秩父市の株式会社金子花火さん。
各地で花火の観覧をしていますが、金子花火さんが担当する花火大会を見るのは今回が初めての事です。
金子花火さんの本社がある秩父のお祭りや、テーマパークの打ち揚げ花火など、関東から中国地方まで全国各地で広く活躍しているようです。
東北地方から甲信越地方を中心に活動している私が今まで金子花火さんの花火を見た事が無かったのは、活動をしている地域が重なっていなかったからなんですね~。
オープニングの花火が始まってみると、ハス位置だけど割と近い距離で花火が打ち上がったので、ワイド感と上空で花火が炸裂する音の迫力は体感できました。
スターマインに突然大玉が入ったりしていたので、撮影の方ではだいぶ翻弄させられてしまいましたが、美しいとか凄いというイメージではなくて、よくわからないけど楽しいという感覚でした。
初見ではありますが、打ち揚げる花火の組み合わせ方も独特でしたね。
この花火大会では3つのプログラムを設け、笑顔満開、夜空にお絵かき、新たな未来へをテーマに実施しています。
フィナーレの花火が始まる前に安全確認のために長い中断がありましたが、最後はド派手に決めたい強い意思を感じる乱れ打ち!
太田市長の挨拶で「秩父からありったけの花火を持ち込みました」と言っていた通りに、10号玉などの大玉やスターマインなど、物量は本当に凄かったです。
コロナ禍で例年通りの花火が見れなかったり、行って良いのか悪いのか分からない無観客の花火大会が実施されて、終わってみれば会場で見る事が出来た事を後で知ったりなど、ストレスの溜まるような一年でしたが、一気に全てを吹っ飛ばしてくれるような豪快さは感じられました。
またコロナのオミクロン株で騒がれていますが、症状が重くならないならいいじゃん!って思いながら、2022年は全国でコロナ前のように花火を見れる日が来ることを心から願っております。
2021年 さよならコロナ花火~新たな未来へ~の映像
【年末の夜空を彩る花火】2021年 群馬県太田市 さよならコロナ花火〜新たな未来へ〜【6K UHD】
Camera : Blackmagic pocket Cinema Camera 6K (BMPCC6K)
Lens : SIGMA 10-20mm
Michrophone : MXL CR21
Recorder : ZOOM H6
2021年 さよならコロナ花火~新たな未来へ~ 基本情報
開催日時 | 2021年12月29日 17:30~18:10 |
開催場所 | 群馬県太田市 渡良瀬川河川敷(渡良瀬スポーツ広場) |
主催者 | 太田市花火実行委員会 |
担当煙火店 | 株式会社金子花火 |
打ち上げ数 | 4,000発 |
最大号数 | 10号玉 |
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